滋賀県希望が丘文化公園の概要
概要
1 財団の目的
(公財)滋賀県希望が丘文化公園は、優れた自然環境を保護し活用して、県民に憩いの場を提供すると共に、青少年の健全育成や生涯学習活動についての推進、スポーツの振興を図ることによって、県民の心豊かで健やかな生活と個性豊かで活力ある滋賀の実現に寄与していくことを目的としています。
2 基本理念
県において平成30年3月に策定された「希望が丘文化公園基本計画」に基づいて、『人と人』『人と自然』の関わりを深め、心の豊かさを育む公園」を基本理念とし、
- 希望が丘文化公園の機能を知り利用する
- みんなで希望が丘文化公園を育てる
- みんなで希望が丘文化公園を発信する
この3つの将来像の実現を図っていきます。
3 公園ビジョン
希望が丘文化公園は、木々の緑や太陽の光、清らかな空気が訪れる人たちに安らぎを与え、自然を忘れがちな私たちの心のふるさととして、また、明日への生命を甦らせてくれる場として、将来にわたり守り育てていかねばならない滋賀の財産です。
この恵まれた自然の中で息づくものを守り、様々な体験活動を支援するとともに、主体的、継続的な環境保全に努め、あらゆる環境負荷の低減を図りながら、地域社会に貢献できる公園を醸成しなければなりません。
生活により身近な憩いの場として、地域を活気づかせる公園を創出するために、人や環境への配慮を高めます。また、活動を継承する人材を育成し、幅広い参加者との連携・協働など、県民を巻き込んだ一連の取り組みにより、100年先にも誇れる公園づくりに邁進します。
4 公園の使命(ミッション)
(1)自然と人との共生
希少植生物の保護や荒廃が進む森林の保全に的確に対応するなど、豊かな自然を保護、活用し、多くの来園者が自然の恵みを享受することによって、逞しい人間力と豊かな人間文化力を育む公園として、100年後も栄える滋賀のもりづくりに貢献します。
(2)教育的機能の発揮
スポーツ、宿泊、野外活動、その他の施設を活用して、あらゆる年代の人々の共同宿泊活動や野外活動、スポーツ活動を促進し、これらの活動から得られる社会性や創造性など望ましい人間性を高めることにより、世代に応じた人間力と人間文化力の向上を図る公園として、100年後も栄える滋賀のひとづくりに貢献します。
(3)ふれあい公園の創出
来園者の誰もが憩い、楽しみ、交流・交歓できる景観の創出や行事の実施など、“ふれあいの場”を提供することによって、家族が、友達が、知る人も知らない人もともに声をかけ、挨拶を交わし、笑顔が溢れる豊かな人間性を育てる公園として、100年後も栄える滋賀の活力づくりに貢献します。
(4)納得公園の演出
公園設置40数年の歴史を活かし、来園者はもとより公園設置者、公園管理者の誰もが自信と誇りの持てる納得の管理運営を確保し、大切な県民の財産として100年後も誇れる管理運営を行います。
(5)眼差し公園による管理運営
公園設置40数年の継続した管理運営の実績を汚すことなく、常にお客様の立場に立った安全性や利便性を追求し、お客様の全てを優しく見守る公園として、100年後も任せられる管理運営を行います。
5 公園のあゆみ
クリックして、PDFにてご覧ください。
100年プロジェクト
~100年先にも誇れる公園づくり~
希望が丘では、100年後も誇れる公園づくりを目指して、“森づくり”、“人づくり”、“活力づくり”に取り組んでいます。 県民の皆さんの一層のご支援をお願いします。
その1 森の再生、森づくり、現代版里山の創造
公園内の二次林を有効活用するために、計画面から「グラウンドデザイン」を提示しました。これまでの「保護の視点」から人が関わることを前提とした、自然環境の「保全の視点」を重視した取り組みを進めます。森のために間伐を行い、景観の創出と里山機能の復活、生物の多様性を創出します。
現代社会にマッチした里山を創ろう!!(概要図:PDF 273KB)
「木のリサイクル」 Weed Lock (ウィードロック)(PDF 208KB)
その2 教育プログラムの開発・普及
その3 自然体験・野外活動推進による青少年育成、人材育成
「森」と「プログラム」を来園者に体験していただくために、人材育成に力を入れ、キャンプリーダーやサポーターの講習を行うなど、多くの方をお迎えします。
その4 スポーツ、健康増進・生きがい創出に関する事業
健全な心身の発達と健康の保持・増進を図るため、幅広い年代の人たちが気軽に楽しむことができるスポーツの振興・普及に努め、スポーツ文化を通じた人間力、人間文化の形成に邁進します。